シャルル・エ・シャルリュス
Sacs Petite maroquinerie
brand profile
「バッグ作りは、革選びから」を基本とし 原革の選別、制作時における裁断に関しては、一番の熟練した職人を配置します。
細かいパーツ以外、革の裁断は95%を手断で行います。そして縫製は、すべての工程を一人の職人が仕上げるこだわりをもっているのです。
馬具制作をルーツとする伝統の皮革加工技術と完全なるフランス生産を守る事をブランドの柱としています。
1975年 フランス南西部Graulhet(グロウエ)という町に一人の職人Jean Loup Chartier(ジャン-ルゥ・シャㇽティエ )氏によって創業されました。
この地域は、スペイン国境ピレネー山脈の水源を使った一流のタンナーやフランスの高品質バッグをはじめ、レザーアクセサリーブランドの本社が点在しています。それは、アトリエをこの地に配した理由でもあるのです。
ブランドロゴに「Selliers」(セリエ)の文言を記してあるのは、 シャㇽティエ氏自身が、フランスにおいては多くの皮革加工技術者が、馬具の物つくりをルーツとしているのと同じく、彼もまたその職人の一人でもあるということなのです。
創業当時は、有名メゾンブランドの下請け仕事から始め、技術を磨きました。
やがて品質の良さが評判を呼ぶようになり、それを知ったパリの顧客から注文商品の依頼を受けるようになったのでした。
ブランド名の由来は、創業者 Chartier (シャㇽティエ)氏の名前とパリ左岸フォーブルサン=ジェルマンの上流社会で有名だった貴族Charlus(シャルリュス)氏の名前から組み合わせたものです。
2012年フランス パリ Saint-Germain-des-Prés(サンジェルマン・デプレ)に自らのブティックをフランス北部LiLLE(リール)に続き2店舗目をオープンさせました。
この地域は、ブランド名由来の地でもあり、元々「Charles et Charlus」のファンが多く住む土地柄でありました。
いわゆる「左岸人種」と呼ばれる人々です。
彼らは、自らのファッションセンス、ライフスタイルに自信を持ち、これみよがしのブランドを嫌います。
流行にふりまわされず 、自分達に合ったシンプルで丈夫で長く使えるものを好むのです。
「Charles et Charlus」は、このような顧客が好む 丈夫で柔らかく傷のつきにいGraine(グレイン)レザーを中心に革を選び、デザインもカジュアルでシンプルなのです。
ビジネスではディスカウントセールは行わず、使い込んでも殆ど修理する必要のない品質を保つ事を第一に考えているのです。
2016年フランス政府より 長年の活動と実績が評価され 「EPV」企業としての認定を受けることとなりました。