ルミノア

vêtements marins fabriqués en Bretagne

Manufacture de Bonneterie Lorientaise

ロリアンのニット工場

Le Minor (ルミノア)の創業は、1922年に遡ります。

フランス 最西部 港町 Lorient(ロリアン) に、Berthe Ethui (ベルト・エトゥイ)夫人が、地元の漁師たちに向けてのセーターを作るためにM.B.L社を創業しました。                                                       

当時は、ファッションアイテムとしての洋服ではなく、海の労働者たちが悪天候に耐えうる為の防寒着としてのマリンセーターでした。                     

やがて、長年の実績とその品質の高さが評価を受け、1970年フランス海軍制服の供給を任されることになり、2010年まで納入を続けていきました。

1936年それらと並行しMarie-Anne Le minor( マリー・アン・ルミノア)夫人は、地域の伝統的な刺繍や衣装の制作を始めました。


彼女のセンスとアイデアで実用性を兼ね備えた洋服のアイテムを拡げていきました。

それらは、 多くの顧客から受け入れらるようになり、 やがてファッションブランドとして成長するようになってきたのでした。                                                    

1982年更なる発展を目指して M.B.L 社が Le Minor を買収、合併し、ファッションと技術の融合を実現することとなりました。そして、ロリアンの近くの現在の地 Guidel(ギデル)の街へアトリエを移したのでした。                                               

2018年この長い歴史の上に培われた、全てのノウハウを生かすべく、若き起業家のJérôme Permingeat(ジェローム・バーミンガム)とSylvain Flet (シルヴァン・フレット) の両氏が、更なる発展を目指して事業を引継ぎました。                                                       

ルミノアは、全ての生産工程をフランス国内で完結している、現在では唯一の企業といっても過言ではありません。                                                        

原材料に関しては、綿糸の染色は、ピレネー地方。紡績は、ヴォ―ジュ地方のフランス国内で全て行っています。                                                   

ウール素材は、ヨーロッパの各工場からの供給を受けていますが、2019年よりフランス国内の紡績工場に協力を得ることになり集積統合を進めているのです。

製品は、綿生地の丸編み、ウール素材の横編みの編立。裁断。リンキング。縫製。そして仕上げ。

それら全て工程は、創業当時と変わらず、ギデルの自社工場にて完結することにこだわり、地域の雇用と伝統を守り続けることを、大きなブランドの柱としているのです。