ボンジュー ムッシュー サバ⁉︎
靴も衣替えしていますか?
というのもオヤジにとって装いの最も重要な要素ひとつであることは間違いない事実であると思うのです。
その一方で極端にいえば装いとは関係ないひとつの道具、ギア。
オヤジにとって 靴とは色々楽しみ方があると思うのです。
Caulaincourt / コーランクール MTO /メード トゥ オーダー
この春の客様からオーダー頂いた この春夏の商品がフランスより到着しています。
その中の一つを紹介させていただきます。
これは アッパー(甲)を1踵部分のみを縫い合わせ1枚で釣り込みをした ホールカットと呼ばれるモデルです。コーランクールらしい少し色気のある靴に仕上がっています。
ブローグ(穴飾り)をボディに施し デフォルトのモデルはpatina 色づけしてあり 更に色気のある仕上がりになっています。
MTO / メードトゥオーダーは 既存のモデルからお客様の要望をお伺いしてAlexisに伝えます。
直接的な要望だけでなく、できうる限りお客様自身の情報を伝えるのです。
上がってきたオーダー商品がこの写真の商品になりました。
革は白でもカジュアル感があるシボのグレインレザー。
底の色はナチュラル。
ウェルト(コバ)部分は デフォルトモデルより丸みをつけて厚さをそぎ落としラウンドさせています。
夏の足もとは軽く
スニーカーのブームは落ち着いたようですが、革底の靴に比べると断然楽ちんです。
人間一度楽をしてしまうと…
春夏シーズンに適した製法は、ブレーク製法(マッケイ)ボロネーゼ製法だと思います。
グッドイヤーウエルテッド製法やノルウイ―ジャンウエルテッド製法だと甲と底とを繋げるのにウエルトを使用するためどうしてもコバが張って底部分が分厚くなります。
足もとがどうしても重く見えてしまいます。
スニーカーのブームは落ち着いたようですが、革底の靴に比べると断然楽ちんです。
人間一度楽をしてしまうと…
スニーカーのスタイリングは色々と紹介されていますが、私にとっては難易度が高く。
ウインドに映った自分が小学校の先生のように見てしまうこともしばしば…
世の中のカジュアル化の流れのなかでもキチンとしていたいと思うのです。
暑く、しかも空気がずっしり重い日本の夏。せめても足もとだけでも軽く!
メルスィー オバ!
crème de la crème
TOM