東京からの広島出張
ボンジュー ムッシュー サバ⁉︎
私が新人のとき、最初の営業担当地区が四国 、九州そしてこの中国地方、広島。 思い出のある都市です。
数十年も前の話しですが、東京から広島に入るとき、 その当時の空港は今とは違い海沿いにあり市内に入るにも便利だったと記憶しています。
現在は、空港から市内に入るのに1時間強はかかりますし、リムジンバスでの移動ですから道路事情によっては時間が読めません。
狭いはずの日本なのに不便を感じます。
横浜に住む私にとっては空港までのアクセスを考えれば、新幹線と時間が変わりません。
場合によっては新幹線の方が早く到着することもあります。
広島の方にお話しを聞いても東京出張の際は新幹線を利用されるとのことが多いそうです。
料金は、便利な比較サイトで調べてみたところ、早割等の割引。プランや目的によっては、お得な割引もあるようでした。
今回は、広島から関西方面に立ち寄りながら、帰京する予定を立てたので、往路は飛行機を利用し、貯まっていたマイレージサービスを使わせてもらうことにしました。
フランス国内での出張
パリからの地方出張は、やはり日本と同じようにフランス版新幹線のT.G.V.か 飛行機は、格安航空券のL.C.C. 英国本社のEasy Jet か エアーフランスのHOPを利用しています。
時間が読めるはずの鉄道ですが、 フランスは突然のストライキ。ある程度の事前の情報はあるのですが、これがまたいい加減なのです…。
また、最終便の突然のキャンセルでの運休もあり、予定を組むのにも気を使います。
また時間は、日本比べるとやはり遅れることは、多いと感じました。とにかく日本に比べれアナウンスがないのが本当に困ります。(近年は、少し改善されております。)
それに比べ飛行機 L.C.C.は、料金を下げるために、到着便機体をそのまま即、出発便に使うような感じの時間勝負のところがありますから、搭乗時も到着時もあまり時間がかからないようなシステムにしているようです。
時間に関しては、日本とあまり変わらないように私は感じます。
本当のサービスとは
日本の航空会社と比べるとフランスの航空会社は、サービスが最悪という声も聞いたことがあります。
また先ほども書きましたが、日本にくらべるアナウンス、案内が不親切と感じます。 まぁ… 日本が「良すぎる」のかもしれませんが?
今年の夏ですが、フランス トゥールーズ空港からパリのオルリー空港に戻る際、搭乗するため空港に向かう車中。
メールで飛行機が遅れるとの連絡がありました。
空港に着き搭乗口に到着しましたが、私を含めて3組しかいません?
まだ遅れるのか?アナウンスもなしかよ!と私はイライラしておりましたが、なぜか?航空会社の人達は、やけに陽気な感じでした。
すぐに搭乗案内が始まり? 結局200人弱の大きさの飛行機なのに乗客より、客室乗務員の方が多い!
搭乗客がいません…
その時初めて知りましたが、飛行機の安定運航上のため少人数の場合は、乗客全員1番後ろの席へと移らねばならないようで、その様に案内されました。
CAさんのアナウンスもマンツーマン、今にも踊りだしそうで満面の笑顔で、「シャンパンでも出そうかしらー!」
チャーター機状態 CAさんもにっこり パイロットさんも挨拶
残念ながらシャンパンの用意はなかったようで、「もってけもってけ」っていう感じで、予定より遅くの到着のお詫びも兼ねてとワインを4本もくださいました。
今日は特に、帰ったらワイン呑みたい気分。
夜遅くの到着。パリでは、店も閉まっています。
今晩はワイン抜きを覚悟してましたが、思いがけないプレゼントでした!
広島市内に到着して改めて感じました。
日本は、世界に誇れる素晴らしき交通機関があります。わかりやすさ 。時間が正確 。時間が読めます。 何かあっても大抵は代替えが可能です。
今は新幹線の指定席検札もなくなりましたし、航空会社も含めて対応が日々向上、進化しています。
今の日本で生まれ育ち日本人で良かったという反面、サービスをする方は、マニュアル通りのまだまだ上意下達。
受ける方は、至れり尽くせり、当たり前の「お客様は神様」気分。
新人の頃とは違う、初めての広島の道々を歩きながら、色んなものを見て… その頃には気がつかなかったこと、感じなかったことを、考えながら目的地に向かいました。
メルスィー オバ!
crème de la crème
TOM