Charles et Charlus(シャルル・エ・シャルリュス)のオススメ
ボンジュー ムッシュー サバ ! ?
シャルル・エ・シャルリュスは表面にシボがあるGraine(グレイン)の牛革が日本では人気があります。
フランスでは同じタンナーが供給する牛革のCuir Nubuck (ヌバックレザー)も同じくらい人気があるのです。
柔らかく そして優しい感じなのです。
この革のデメリットとしては、 起毛(毛足がある)している革は起毛加工していない革と比べて色落ちがし易く、経年変化で質感が変わったりすることが気になり、 日本では敬遠される方が多いのかもしれません。
またヌバックレザー独特なカジュアルな感じの印象もバッグのデザインによっては用途が限られるという理由があるのかもしれません。
フランスのシャルル・エ・シャルリュスの顧客は、カジュアルなスタイルを好む方が多いようです。
使用しているヌバックレザーは、他の起毛素材に比べ革の表面(銀面)部分を薄く剥いだぐらいの厚さなので、耐久性はあります。
メリットとしては、グレインと比べ質感も柔らかくいのですが、革自体の厚みは、他社が通常バッグで使用するものと比べ約1 cm厚いのです。
独特の陰影のせいでしょうか色合いも明るい色はより華やかになりダーク系の色は独特の深みが魅力です。
堅牢度(色落ちの度合い)はグレインレザーと比べ0.5から1ポイントほど劣ります。
つまり表革(銀面がある)と比べ色落ち、お洋服などの色移りがし易いのです。
染めた色は、濃い色ほど落ちやすいというデメリットがあります。
但し、雨に降られ濡れたままで放置しなければ色落ちや色移りは防げます。またクラッチバッグなど直接手で持たれる場合など 汗のかきやすい夏は、特に注意が必要です。
※弊社はJIS規格に基づく「染色摩擦堅ろう度試験検査を実施しており、基準を下回る種類及び色の革は、使用しておりません。
なによりフランスは日本に比べて湿度が低くカラッとしています。
それもフランスでこのレザーが人気である、理由のひとつかもしれません。
ヌバックレザー 経年変化か?劣化か?と感じるのは、あなた次第
こればかりは、日本の感覚ではデメリットと考える方が多いのかもしれません…
好き嫌いは分かれると思います。
ヌバックレザーは長年使い込むと独特の風合いが出てきます。
このモデルは、1982年ブランド発足当時のモデルで、正確な年数は、わかりませんが、少なくとも30数年使用したものです。
サンジェルマンデプレにあるシャルル エ シャリュスのお店で打ち合わせしている時、近所の顧客の方が、持ってこられたバッグでした。
お客様は、茶色の方を普段使いにしているとのことでした。
もう一個色違いを緑色を所有されているとのこと。
わざわざ家まで取りに戻れて見せてくださったので 写真を取らせていただきました。(緑色の方が使用頻度は少ないとのこと)
ハンドルとパイピング部分、色を変えてますがシックです。
Charles et Charlus(シャルル・エ・シャルリュス)2021年シーズンのオススメ
2021年のシーズンは、 日本でもヌバックレザーの色展開を増やしました。
Col: Nubuck・Marine(ヌバック・マリーン)は、 少し華やいだ感じで 如何でしょうか?
このモデルでキーチェーンを太くしてリスト・ストラップとしてもお使い頂けるようにマイナーチェンジいたしました。
Col: Nubuck・Vision(ヌバック・ヴィジョン) 言葉で表すのは難しいのですが Taupe(トープ)系かとグレーでもありながら茶系も感じる色。
色々なスタイルには合わせ易いお色かと思います。
なかなか写真でも伝わらないのですが、明るいながらなんとも深みのある色かと (どんな色やねん?)
このモデルなどバッチリかと
あなたのスタイリングの幅広がります!
オススメです!
メルスィー オバ!
crème de la crème
TOM