最初に Charles et Charlus /シャルル・エ・シャルリュスのバッグようやく日本へ2018年の第1弾入荷となりました。

Charles et Charlus ブランドLOGO

ボンジュー ムッシュー サバ⁉︎

半年間の長きに渡りお待たせしましたお客様、 何度も問い合わせ頂きましたお客様、 並びに関係各所の皆様 、心からのお詫びと感謝を申し上げます。

Charles et charlus パリのショップ

この革は〇〇〇〇と同じ革を使っている

私は革製品を扱っているフランスおやじ達から この革は〇〇〇〇と同じ革を使っているのだ と、必ずっていっていいほど フランスの高級メゾンブランドの名前を聞かされます。

これは自分自身の反省を含めての思わず口に出てしまうフランスブランドの十八番のセールストーク。

Charles et charlusのGraineレザー

そこまで同じことを聞かされると、そんな品質良い革が大量に供給する事が可能なのか?

それは、単に 同じタンナー(革屋)さんをただ使っているだけで品質は違うのじゃないの? という疑問?

絶対に鵜呑みには、できません。

私は、2018年4月と6月に渡仏しました。

色々とトラブルを抱えていたその時期。

レザーB級品
レザーB級品その2

ブランド側も私が要求している品質に判断がつかず、私とブランド側と一緒にタンナーさん(革加工の工場)出向きました。

革について、タンナーのフランスおやじに直接話しを聞く事ができました

「革は大きく分けて 革のソファーや車のシートに使う家具用、 鞄、 革小物用、靴用 そしてお洋服用」

おやじは「 ムッシューの希望の革は 、この革だ。 家具用と鞄用のちょうど中間くらいの品質だよ」と教えてくださいました。

「こんな上質な革を鞄で使うところは、今は少なくなってきたけどね」

「ムッシュー、触ってみろ 違いがわかるだろう?」と

おやじは更に「両方とも品質は保証する」と、他が良く使っている、鞄用の革も用意してくれた。

確かに他ブランドがよく使用する鞄用は、細かいキズもなくとても綺麗でした。 

少し硬めだし、バッグにすると日本人好みかな?

でも、私が探していた革は、おやじのいうとおりに違う。

両方を触ってみて、じっくりと見て、比べてみたら、なんともいえない質感の違いは明らかだな… 求めているのは、綺麗でも人工的な質感の革ではない…

おやじは 「こっちの鞄用の革だとすぐに供給できるし 値段も半分くらいだよ !

ムッシューは、とても急いでいるだろう?」 と ウインク(^_−)−☆

悪魔の囁きが聞こえてきて…   私は… 迷いに迷いました…

お客様からの一本の電話

帰国して1か月位たった、7月頃だったかと お客様様から電話を頂きました。

「シャルル・エ・シャルリュス」のバッグを購入したいのですが?

お話しを聞いてみると、

お客様は、 ご自分で知る限り全ての取扱店に問い合わせ頂いたようでした。ですが、どこにも在庫がなかったので問い合わせて頂いたとのことでした。

現在、 品質の良い革が手に入らず 商品の供給が遅れておりして、 また日本に入荷すれば、すぐに、ご購入いただいており 現在日本全く商品がなく 皆様にご迷惑をおかけしている状況なのです。

6月の終わりに渡仏した際に、ようやく納得いく品質の 革の供給と、それに伴うバッグの生産スケジュールが確認できました。

あいにく 革が出来上がるにも時間がかかりますし フランスは、ほぼ8月 1カ月が、お休みになりますので 早くても、現地から商品が出るのが9月末になります。

お客様がご購入いただけるは10月くらいなると思います。と説明させて頂きました。

お客様

実は「以前に 、シャルル ・エ ・シャルリュスを買いました。 使っていて、この革の品質が良いところが気に入り ました。それで、もう一つ購入しようと考えておりまして」と

その時

「あの時…妥協しなくて良かった…

「やっぱり、お客様は、わかってくださっていたのだ…」

という、何とも言えない喜びを感じさせて頂きました。

本当にありがとうございます!!

お約束の日にちに、 お渡しできなかったお客様

本当申し訳ございませんでした。

メルスィー オバ!

crème de la  crème

TOM