初夏の訪れ
ボンジュー ムッシュー サバ⁉︎
今日 6月21日は、夏至ですね。
1年で一番太陽の出ている時間が長い日。朝4:00になると空は明るくなっていますし夕方も長くなってきました。
これから梅雨が明け 本格的に夏になっていく季節です。早いもので、そろそろ2021年も後半に突入しますね。
私は恥ずかしながら、10年前までは、夏至というのは日本だけかと思っていました (;^_^A
考えてみれば北半球では太陽の出ている時間が1年で一番長いのですから、時間の長短は違えど他の国でも同じということですね。
6月21日はフランス恒例の音楽祭
これが1982年から始まった国家的な行事である Fête de la Musique
この日はフランス全土が音楽で溢れ、パリでもそこら中のカフェやバーは露店のようなもの出し、公園、広場などありとあらゆる場所で、プロやアマチュア・ミュージシャンによる、様々なジャンル(それぞれに地域柄があって面白いですよ)の無料のコンサートが行われ、老いも若きも深夜まで盛り上がっています。
あくまでも私感ですが 日本でいえば 盆踊り大会的なイベントに似ています。
フランスは、高緯度地方なのでこの時期になるととにかく昼間の時間が長い、夜の10時過ぎまで明るいのです。
自然の恵みと人のパワー
日本は、冬でも太陽の日差しが強い日がありますが、それに比べるとフランスの冬は太陽が出ていない日が多いように思います。街全体がどんよりしているようにも感じます。
例年はこの時期は必ず渡仏していたのですが、会うフランス人は皆さん お天気が良いことをとても喜びに感じています。
フランスは年度末のようで、学生にとっては期末試験がだいたい終わったころ。そういえば私 学生時代は京都におりましたので祇園祭を思い出します。
さらにフランス人にとって1年での最大のイベントは8月のバカンスが控えています。この時期1年で最も天候に恵まれ、人々ははまだ都会にいます。
皆さんが元気なのは、バカンスに向けてのラストスパートという感じなのか?
私は、この季節のフランスの雰囲気が一番好きかもしれません。
もう一つの楽しみ
フランスは農業大国。 特にこの時期の野菜や果物が美味しいのです
夜は、アパートで食べることが多いです。
市場で買ったものとバゲット、ワイン これで夜は過ごします。
お昼ご飯は、常に外食なので…
フランスでの外食は、量も多いし、やはりヘビーです。2食続けての外食はオヤジにはキツイのです。
右は、coeur de boeufクール ド ブーフ(牛の心臓)という名前のトマトと左は、pêche plateラ・ペッシュ・プラットという桃。
これとハムとチーズがあれば それに夏はやはりワインは白です。
もう最高!!
日本の春を一番に知らせくれた梅の花、初夏になり梅の実を頂きました。
今年は、十年ぶりに沢山の実がなったそうです。少し熟れていたのでとても良い香り、家に持って帰りジャムを作ってもらいました。
これからの夏の疲れに酸味と甘みが身体を元気にしてくれるでしょう。
別の方からは、家の畑で、採れたトマトときゅうり。
新鮮なうちにとその日の朝一番にわざわざ持ってきてくださいました!
正に旬です。
この季節 やっぱり冷やし中華ですな!
自然と人々に感謝 ! ありがとうございました!!
メルスィー オバ!
crème de la crème
TOM