mix and match ミックス&マッチ
ボンジュー ムッシュー サバ⁉︎
ハズバンズの顧客の一人としてイタリアのL’Uomo Vogueのスタイリスト、ファッションエディター等の仕事をしていた Robert RABENSTEINER (ロバート・レーヴェンシュタイナー)氏がいます。
引用元:インスタグラム ロバート・レーヴェンシュタイナーさん
ハズバンズのFounder(ファウンダー)Nicolas Gabard(ニコラ・ガバール)は、彼が最初に来店したとき、どちらかというと彼は、自分とは違うモードスタイルの印象を持っていた。
HUSBANDSのスタイルを理解してもらえるかどうか少し戸惑ったと言っていました。
色の組み合わせ
彼のオーダーは、ユニークだった。
ジャケットは、濃い紺色とトラウザーズは黒、同素材ながら違う色だった。
少しの色の変化で?と感じたが、実際着て、合わせてみると雰囲気が変わった。
クラシックスタイルながらもモードのにおいも感じる事ができた。新しい発見だったと、ニコラは喜んでいました。
残念ながら影響のある方なので、その具体的な素材の写真撮影はNGでした… (^_-)-☆
イタリアメンズファションの大御所からプレゼントではなく、実際注文を受けたこと、ニコラがスーツを仕事の制服としてではなく、日常のスタイルとして着てほしいという想いが通じたこと、更に新たなアイデアも得られたこと、それらの喜びを、私に話をしてくれました。
上下同素材がスーツではない。スーツは、バランスだということ
※Steven Patric Morrissey
引用元:ウイキペディア さん
※Jacques Dutronc
引用元:ウイキペディア さん
ハズバンズのスーツは、単純に上下同素材というだけではなく、ジャケットとトラウザーズとのバランスなのです。
単純にいえば、全体と着丈と股上との見え方という考えです。
そのためにジャケットだけ、トラウザーズだけ、それぞれ別生地での単品オーダーを受けさせていただいております。
ベルトレス バックポケットなし
サイドアジャスター
トラウザーズのデフォルトでのデティールは、ベルトレス、バックポケット(お尻のポケット)なしです。極力シンプルにしています。
オプションとしてサイドアジャスター、ベルトループ、バックポケットがあります。
私は、バックポケットにハンカチをいれるのですが、ニコラは、何も入れないようにと言います。
ジャケット Model: #Ferry トラウザーズ Model:#Piccoli with belt loop ベルト 参考商品
※Bryan Ferry
引用元:ウイキペディア さん
※Michel Piccoli
引用元:ウイキペディア さん
上の写真のようにベルトループ付きのトラウザーズでもループ幅は3cmベルト幅が2 cm以下と細いベルトをしています。
これ以上太い幅のベルトであるとバランスが悪くなってしまうからです。
服を着たとき正面から見る、身体の中心でもある腰回りは極力シンプルにするのがシックなHUSBANDSスタイルと考えるからです。
トラウザーズのトレンド
2プリーツ、ベルトレスやサイドアジャスターは日本を含めたイタリアでも多く(流行?) 見かけるようになりました。
ハズバンズは決して2プリーツのデザインは取り入れません。
理由は、腰回りに過度なデザインが入るからです。
ベルトレス、サイドアジャスターはブランド設立当初からのHUSBANDSのスタイルです。
日本を含めパリのお客様でも上半身に比べ下半身がしっかりされている方。
または、お腹が出ておられる方もおられます。
その方用には、1プリーツで股上は、通常モデルより3.5 cm浅いモデルを用意しています。
ニコラをはじめ、私の知るフランスおやじたちは、流行を追いかけることは、しません。
ファッションとしては、シーズンごとに次々と新しいものを取り入れた方が、極端に言えば先にシーズンを否定するのもの方が、顧客を飽きさせず、ビジネスとしては、よいのかも?しれません。
しかしながら、それは自らを否定することと同じになるからです。
彼らはスタイルを伝えようとしています。
メルスィー オバ!
crème de la crème
TOM