HUSBANDSのコート 

Husdands コート #GABIN

Model:#GABIN

ボンジュー ムッシュー サバ⁉︎

日本も寒くなってきたのでコートを着る季節になってきました。

私は、この時期になるとハズバンズのスーツを着るときコート選びに悩みます。ハズバンズではウールのコートはGABIN というコートがあります。

モデル名のイメージは俳優ジャン・ギャバン、デザインはダブルブレステッド 。

私自身は、欲しかったのですが超〜似合いません。

※ Jean Gabin

引用元:ウイキペディアさん

コドモ警察のようになってしまいます。 完全なブランド殺しです。

このコート、カッコイイのですが、残念ながら着る人を選びます。

コドモ警察DVD表紙

引用元:Amazonさん

ミックスアンドマッチという提案

ニコラは 、自分の作ったもの以外で他のブランドをコーディネートとして合わせる事は拒みません。

気に入れば新しい発見と喜んでくれます。

しかしながら、例えば、私とか顧客がGABINのコートは、似合わないので自分達に似合うシングルのコートをハズバンズとして企画してほしいと頼んだとしてもブランドイメージと違うものは断固拒否します。

顧客に対しても自社ブランド以外の商品、お客様の手持ちのものとの着こなしを積極的に提案しています。

ハズバンズスーツとニコラおすすめの他ブランドのコート

Barbour( バブアー)

チャールズ皇太子 Barbour着用

引用元:pickingsandparry.com さん

日本でも人気です。パリの 左岸にもお店がありますし、パリのおやじ達も着ているのを、よく見かけます。

M 51 タイプ モッズコート

ポール・ウエラー モッズコート着用

引用元:theguardian.com さん

日本では、色々なブランドが色々な解釈のデザインで販売していますがそういえば海外ブランドでこのアイテムを打ち出しているところは私には、心当たりがありません。

そういえばパリで着ている人はハズバンズのスタッフ以外みかけたことがありません。

HUSBANDSのアクセサリー

Husdands マフラー 着用
Husdands スカーフ着用
Husdands チエック柄 ウール素材マフラー
Husdands スカーフ シルク生地
ドット柄

マフラー とシルク生地のストール。 この中途半端な幅が良いようです。

ニコラは、余程のお気に入りでウール素材でも作っていました。

ニコラは、全ての会う人に必ず自ら巻いて「どうだ!クールだろ?」勧めます。 私には女子高生にしか見えませんし、 中途半端な大きさのストールの良さが、どうしてもわかりません?

スタッフ以外、顧客でもしている人は見たことありませんが、ニコラはそれでもめげずに、今も勧めています。

ボートネック肩ボタン付きニット

Husdands ダブルブレストジャケット LeMinor製セーター スカーフ巻き方

これは、いわゆるマリンセーター、フランスのブランド「Le Minor」で別注 依頼したものです。

ボーダーでなく無地。ネクタイやお気に入りのスカーフを巻いてジャケットのインナーに着る提案です。

Husdands別注 LeMinorセーター

このマリンセーター日本ではなぜかボーダーばかりで無地を見つけることができませんでした。

私は、これは「あり」と考えて、パリで購入しました。

日本人がイメージするパリジェンヌ

引用元:www.printerest.com さん

日本では、ボーダー柄こそ、フレンチカジュアルという打ち出しで品揃えしていますが、私が知る限り、パリでもブルターニュ地方でもフランス人で着ているのを見たことがありません。

ましてや、ベレー帽でボーダーのパリジェンヌもパリジャンも観光案内の人しか見たことがありません。

フランスおやじに聞いてみたところ、ベレー帽は、こんなイメージのようです。

カールおじさん

引用元:株式会社 明治 さん

日本は、カジュアルでもクラシックなものが好きなのかもしれません。

あえて外す=ミックスアンドマッチ

私はニコラが提案するミックスアンドマッチの基準が未だによくわからないのです…

ニコラ自身も、主観のみで上手く伝えることができないのだと思います。

日本のファション業界人は、「外す」という装いをよく提案します。

本来この「外す」ということは、定説とおりにビシッと決めるのがなんか照れくさい、逆に格好悪いというので「外す」ことをするのだ、というのを先輩から聞いたことがあります。

また「今の奴らは、外すことが目的になっている」とも

私なりにミックスアンドマッチを考えてパリに行きニコラの評価を聞くのも楽しみの1つです。

当たり前のことですが他人を気にせずに自分が似合うと思い、心地良く過ごせるのがなにより大切ではないかと思います。

それがやがて自分のスタイルになっていくのだと考えます。

メルスィー オバ!

crème  de la crème

TOM