会社の忘年会(飲み会)
ボンジュー ムッシュー サバ⁉︎
私が会社勤めしている若い頃、芸をさせられたり 出し物を考えさせられたり それらがとても憂鬱のタネでした。
特に私の出身地は兵庫県。 会社も大阪本社 「関西人はおもろいことして当たり前」。
関西人は、話しの最後には必ず「オチ」が必要。
それが男女ともに人間としての価値の1つ、という空気でした。
「若い奴は先輩上司を喜ばせてなんぼや!」
明石家さんまさんに、ネタをふられる若手芸人みたいなものでした。
その結果如何によっては、上司や先輩に褒められたり、つまらない奴だと仕事以外での評価をされたりしていました。
忘年会以外でも、なにかとこじつけた こんな飲み会は多かった時代は、まさに昭和…です。
その時はそういうものだと何も考えず…そういう地獄の日々を過ごしていました。
本音の世の中は良いことだと思います
先日、息子に 会社の忘年会のことを聞いてみたら、息子の会社は自由参加だと、 それに若い社員はやはり嫌がって参加しない人が多いとも聞きました。
一度は、参加してみたものの、私が若い頃みたいな程ではないようですが 、同じような嫌なことはあったようでした。
それにお酒自体が好きではない人も多いのが参加しない理由の一つのようです。
昭和のおやじの私としては そんなものかと、少し淋しい感じはしましたが、意味がない飲み会は、無くなって良い風潮とも感じました。
それでも身についてしまった忘年会という慣習
私の主催 忘年会は、 毎年お世話になった気のおけない人たちを招待します。
普段はなにかと日時の調整が難しく誘いにくいですが、年末ばかりは日時が自然と調整できます。
同じ場所での開催も良いですが、行ってみたかった新しいお店、今までとは違う料理も食べてみたいと独断で選びます。
店選びを失敗することもありますが、それはそれとして気のおけないメンバーというのは、変わりません。
私にもお招きいただく方がおられます。この方は、仕事の関係で知り合いになり私にとっては、父親みたいな方。
ただ父親と呼ぶにはそこまで年齢は離れていませんし、兄貴と呼ぶのは失礼な存在です。
私が「割り勘にしましょう」と言っても、必ず、その方は「私はあなたと楽しい時間を過ごしたいから誘っている。あなたより先輩だからお金などいただく訳にはいかない。そのお金で、あなたは、後輩たちに私と同じことをしなさい 」とおっしゃってくれます。
私はいつも甘えさせて頂きます。
それが、私が主催する忘年会の理由の一つでもあります。
来年も変わらないメンバーと新たなメンバーも増えますようにと一年の感謝の気持ちをもちながら!!
今年もそんな飲み会になりそうです。
メルスィー オバ!
crème de la crème
TOM