Ateliers Gauthier (アトリエ・ゴティエ)からの贈り物
ボンジュー ムッシュー サバ⁉︎
もうすぐゴールデンウィークという4月の第3週 アトリエ・ゴティエから夏の最終商品シャツが届きました。
商品と一緒にそのマスクが入っていました。
2020年3月の中旬 世界中が緊急事態。 フランスパリはロックダウンしていましたが アトリエ・ゴティエがある地方都市ブルゴーニュでの操業は、続けていました。
ただ時節柄 本業の方は、生地を含めてサプライチェーンが混乱しているのと、先の見通しの立たない注文主。
本業であるシャツ自体の注文減ってしまってフル稼働とはいかないようでした。
大丈夫ですか?と聞くと、手の空いた職人さんが医療関係者むけてマスクを作っていると連絡がありました。逆に日本の状況も心配して聞いてくれたのでした。
彼らのこと、そんなこともあり一緒にマスクを送ってくれたのだ….
有難いことです….(感謝)
早速日本のお客様にもお送りさせて頂きました。
利己主義ではない個人主義
他のフランスの関係する縫製に携わっている取引先も地方都市が多くやはり同じように医療関係者の為に本業の合間でビジネスではなく作っていました。
SNSなどで見るその姿はとても誇らしげに私は見えたのです。ビジネスではないのは、社会保障が手厚いフランスのことですから政府の補助があったのかもしれません。
それにしても、今の日本状況は、己の都合優先で何かチグハグに感じるのです。こんなんだったっけ?
それとも隣の芝は青く見えるということなのでしょうか?
世界中が危機状態。先が見通せなく 苦しい状況はみんな同じ、共通です。しかし付き合いのある彼らから、なんとも言えない強さというか余裕を感じるのです。
それは今回の件だけではなくいつも私が感じることなのです。
なぜなのか?それは楽天主義者ということも違うような気がします。
私はその理由を彼らが自分という存在を今いるこの場所や環境にしっかりと持っているということではないかと考えるのです。
イレギュラーな出来事が起きても他に流されたり、全体に従属することはなく、自らの責任、 自らのプライドのようなもの を大切にしているように感じるのです。
そのためにも自分だけの権利を主張するだけでなく義務も同時に果たすのではないのか?
それらが本当の意味で自らを大切にできるのではないか?と
それでも日本は負けていません
私は日本ほど良い国はないと思います。 もちろん日本のオヤジも頑張っているのです。同じ役所でも国民のことを想い、きちんと施策を講じているお役人様もおられるのです。なのにこのチグハグさが、残念で、歯痒いのです…
下記の記事を是非熟読くださいませ
引用元:WWD JAPANさん
今こそオヤジよ!立ち上がらねば!! フランスおやじに負けてはいられませんよ!!
メルスィー オバ!
crème de la crème
TOM