フランス人から学ぶこと
ボンジュー ムッシュー サバ⁉︎
フランス人は何よりも、家族との時間を大切にしていると思います。
私は、頭では理解していたつもりですが、ずっと日本での暮らしが染みついているおやじのせいか「そうなんだ」という事を近頃よく気づきます。
彼らフランス人にとって8月のほぼ1か月間の休みを何よりも大事にしています。
一年の行事で一番楽しみにしていますし、この休みの為だけに働いているということさえ感じることが多々あります。
日本のように仕事のお付き合いでの夜の食事は、パリでは皆無に近い。
あったとしても昼ごはんくらい、地方に行って泊まる際は、夕食を一緒させて頂くことはありますが、ご家族の誰かが同伴されることも多いです。
金曜日の夜は、恋人や友人そして家族との時間、他人同士が、集まるようなイベントは木曜日が多いと感じました。
アポイントメントを取っていてもプライベートが優先します。
日本人が考える、わざわざ遠いところから来ているのだから、おもてなしというような思考はないと思います。
フランスのおやじ
今年は、ブランドやお店を他人に売り渡したり、引退してしまうマダムやムッシューが多い年でした。
それで思いだした事がありました。
フランスと縁ができて最初の頃フランスおやじから聞かれた事を思い出しました。
おやじ
「TOMは何歳まで仕事を続けていくつもりなの?」
私
「できれば身体の動く限り」
おやじ
「なぜ?」 私を宇宙人かなにかを見るように
私
「この仕事が好きだから」
おやじ
「それなら分かるよ」
フランスの子供達は、日本に比べて圧倒的に休みが多いようです。
親は、自分達の仕事の都合をなんとかつけて8月のバカンス以外でも休みを取って出かけます。
あのブルターニュの海でボートに乗っていたおやじもそうでした。
(怒ってしまって、ごめんなさい)
昔の日本のおやじ
子供の成長は、とても早いです。小さい頃は、親を慕ってくれますのが、小学生高学年にもなれば自分たちの生活ができてきます。
考えみれば長い人生のなかのほんの一部しかありません。10年弱の短い時間です。
引用元:Amazonさん
もう今は、成長した私の娘は覚えていないようですが、彼女が小さい頃「パパは休みの時いつも寝ている カビゴンみたいだ」と言われた言葉が今も後悔として残っています。
日本のおやじはフランスおやじより利己主義かもしれません。
私だけかな?
日本の青年に学ぶ
通勤途中で通りがかる商店街の中に、今迄何度もお店の看板が、変わっているラーメン屋さんがあります。
この辺はラーメン超激戦地区
新しいラーメン屋さんの若い店主が朝からいつも1人で仕込みをしています。
遅くなった帰宅の際 、通りがかっても、 まだまだ稼ぎどきのようです。
お客さん は、日に日に増えているような気がします。
店先のメニューを見ている人にも、入り易いように明るく声をかけていました。
なんか今迄 ここにあったお店とはちょっと違います。
商店街の中でも、ここだけ暗かった 。
お店は居抜きだと思うのですが なぜか今は、雰囲気が明るい。
明らかに変わっていました。
閉店後 掃除して、 また明日頑張るのだろう何時間働いているのだろうか?
隣の店主がその若い店主に労いの言葉をかけていました。
ある朝、定休日ではないのに人の気配がなく 案内が貼ってありました。
こんどの休み、家族誘ってラーメン食べに行ってみようかなぁ!!
引用元: フェイスブック ラーメン山虎商店さん
メルスィー オバ!
crème de la crème
TOM