フランスおやじは、ウキウキ。日本のおやじは、憂鬱…

ボンジュー  ムッシュー サバ⁉︎

早いもので 来週は、2021年8月 

去年と比べての短かった梅雨。肌を刺すような日差しと湿気のせいなのか?重い空気。

待っていましたとばかりに、何処に、こんなにいたのかと思うほどのセミの声。

今年は、暑い夏が長くなりそうです。

日本 横浜 夏の小川

フランスは、例年 7月末まで仕事をして8月から約3週間夏休みに入ります。

昨年は、コロナ禍の影響で8月の第1週くらいまで仕事をしていましたが、前後1週間は、もう休み気分です。

ほぼ1か月間は、仕事は止まってしまいます。

来年春夏シーズン展示会に向けたサンプル。そしてこの秋冬シーズンの商品。

ですので、こちらとしては、懸案事項は、休み前に決着させねばなりません。絶対に…

しかしながら先方は、何よりも、どんなことよりも優先する大切な、大切な夏休みです。

やっつけ・・・・仕事が多々あるのです。

届いた荷物に頭を抱えることも少なくはありません。

ひどいときなどは、約束していたことをバックレ・・・・てそのまま休み入ってしまいます。

もちろん連絡など一切つかないのです。

そんなこんなで私にとっては、それはそれは….憂鬱な夏休み前なのです。

私の感覚からすればやり残したら、なんか気持ち悪くて休んだ気にならないのですが… あとのこと考えてしまいます…

フランスおやじは、休みは休み。という感覚なのでしょう。 

いくら自ら非があったとしても休み返上で仕事をするということは私が知る限り そんなフランス人と出会ったことはありません….

日本の夏 木陰

ですので、おのずと連絡tと返信は昼夜問わず繰り返すのです…

彼らとのやりとりは日本と違います。

例えば日本であれば月曜日を基点として今年なら「7月26日週の前半か後半には荷物を出せます」といういうような表現になると思うのですが、 彼らは、「WEEK29 」という週番号表現になり微妙に日本の感覚とは違うのです。

というかこれは日本人独特の表現なのでフランス以外でも通じないのです。

ヨーロッパ 週番号
引用元:toishi.info さん ※各国により週番号は変わります

コロナ禍で変わったフランス

もう2年になるこの世界的な状況。

フランスは日本に比べれば社会保障は充実しているようにも聞きますが

会社を経営し従業員を雇用している経営者にとっては日本同様厳しい状況は変わりません。

家賃の補助などないため、とんでもなく高いパリの家賃。次々空き店舗が増えているようなのです…

このような状況下 何とか打開するために今までと同じことをしている訳にはいかないのです。

それは、取引している各ブランドも例外ではなく、今年は、「WWK 32」8月13日までは仕事は続けてくれるとの返事が来ているところもあります。

しかも「TOMのリクエストはバカンス前に必ずコンプリート• • • • • • •する」と

私にとってはビックリ! 「ほんとかなぁ…」

ただその代わりに 「休み明けの始業は、9月2週からだよ」と 「やっぱりキッチリ• • • •休みはとるんやぁ…」

「ところでTOMはいつからいつまで休み取るの?」

私「…」

フランスも少し変わりました。私も変わらねば..

メルスィー  オバ!

crème de la crème

 TOM