ボンジュー ムッシュー サバ⁉︎
立春を迎えた先週末 東京と横浜はコートが要らないくらい暖かく、Tシャツ一枚で歩かれている方も目立ちました。
正に三寒四温。本当の春が待ち遠しいです…
ブルトントップ(通称:バスクシャツ(笑))と呼ばれているものは、綿素材で地厚ながっしりした質感の為、洗濯すると縮むというイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?
私自身は、Le Minor / ルミノア以外を数枚所有していますがやはり着ていくうち洗濯を重ねるうちに縮みました。
ルミノアを扱うようになって展示会時バイヤーさんからは「どれくらい縮みますか?」
また10年以上前になるそうですが 実際ルミノアを着ていて「かなり縮んだ」記憶があるという長く親しくお付き合いさせていただいているバイヤーさんもおられました。
現在生産しておりますルミノアの綿素材のトップスは縮率(新品からの縮み率) データ上では3%~5%です。
洗濯方法を洗濯表記に従えばメージャーで測らなければ分からほど、殆ど縮まないのです。
それは生地の段階で縮みを抑える加工を施しているので縮みにくいのです。
3%から5%という幅があるのは色の濃淡によって若干の違いがある為です、色の濃いものは縮み易いのです。
ルミノアは基本として35色の糸を用意しており シーズンによりそれらを組合せたストライプ(横縞)や無地を提案展開します。
ストライプ色の濃淡の組み合わせやその幅の太さの面積。等々の要素があるためデータ上に僅かながらの幅があるのはその為なのです。
洗濯方法
私は、白とネイビーのストライプ(横縞)を通常の弱アルカリ性の家庭用洗剤を使用し、家の洗濯機で他もの一緒につっこんで5回洗濯しましたが 縮みは全くありませんでした。(裏向けがオススメです)
但し下記が注意事項
- ストライプの場合は、長時間 水に漬け込まないこと。 汗の成分など季節やひとによっても違うようなので、漬け込む時間によっては、ネイビーと白の境が移染して、ぼやけてしまう可能性が0%ではありません。
- 洗濯ネットを必ず使用する
- タンブラー乾燥 乾燥機は使用しない
- ハンガーかできれば物干しネットを使用し形を整える
- 日陰に干す、夏場など日差しがキツイときなど直射日光は避ける
襟の汚れや 脇の汗などそのままにしておくと黄ばんだりして落ちにくくなります。
洗濯機に突っ込む前に 良く泡立てて部分洗いをしてみてください。(石けんもよくすすいでくださいませ)
今は色々家庭用洗剤。良いものが色々と出ています。
あと洗濯はすすぎが大事なので少し多めに水を使用した方が綺麗になります。
たかがTシャツといえども ご自分で靴や鞄などの革製品と同じようにお手入れしてください。
清潔感第一です。
そして結果 長くお召しいただけます。
これこそがサスティナブルではないでしょうか?
これからの季節 あなたもブルトントップの似合う素敵なオヤジになりましょう!
メルスィー オバ!
crème de la crème
TOM